2015年11月21日土曜日

2015年度 俳句基礎講座②


今回は10月18日、25日に行われた俳句基礎講座の様子をご紹介します。
 
まずは18日の様子から…
 
前回、受講者のみなさんの作った句の
下5音を季語でつくり
穴埋めにして自分なりの季語を
入れるという内容。
たとえば「のき下のいたずら坊主 ○○○○○
〇〇に季語が入ります。
これを先生が講評していきます。
 
 

その後、句会を行いました。
前回「秋の句」というお題で
3句作ってくるという宿題が出されていました。
その句を使って句会体験スタート。
初めて体験する方もいたようで、
お隣方に詳しく聞きながらという場面も。

机の配置が不思議ですが
用紙を回すために寄せています
 
順番に回ってくる句から自分の気に入った句を選んでいきます。
みなさん辞書を引きながら真剣に選んでいます。
 
その後、自分の選んだ句を読み上げる、という流れ。
先生が講評をして句会は終了しました。
 
 
次に25日の様子。
 
この日は吟行を行うので午前から午後まで。
 
 
今回は和室での開催となりました。
前回の句会のおさらいと
吟行の説明をしていざ外へ!
 
この日は天気は良かったものの
風が強く外に出ているのは
少しつらかったです。
詩歌の森公園で句材を探す受講者
 
 
雑草園にて管理人さんお手製の「柿のれん」を発見!
 
外と中からの様子 
 
 
昼食をとり、午後の部がスタート。
各自吟行句を考え投句後、句会がはじまります。
 

「雑草園」「銀杏」「柿簾」など
吟行句ならではの句がたくさん詠まれました。
 
先生の披講後
受講者の選句理由などを話し、句会は終了。
 
今回の講座中でつくった句の中から
好きな句を
短冊へ揮毫する作業へ。
 
こうして全4回の講座は終了しました。
参加されたみなさんお疲れ様でした。
 
 
 
短冊は文学館のサンチョクコーナーへ掲示中
ぜひ見にいらしてしてください。
                                                                                                          Y.S