2017年2月28日火曜日

詩歌の森の季語さがし⑦

 
先週末の詩歌の森公園。


この日はすこしあたたかく、
池の氷も溶けていたので、
鳥たちが遊びに来ていました。
鷺さんとイブ像のツーショットも収めましたよ。



鷺だけでなく鴨たちも、
久しぶりに池にやってきて泳いでいました。

 
 
「鴨」は冬の季語です。
前回の「金縷梅」から季節が戻ってしまいますが、
この時節柄、冬と春を行き来しながら、
季語さがしもお届けしていきたいと思います。
何とぞご容赦ください。
 
 
水底を見て来た顔の小鴨かな 内藤丈草
 
*丈草(じょうそう)は江戸時代の俳人。
松尾芭蕉の高弟のひとりです。 
H.H
 

2017年2月21日火曜日

俳句実作講座②

2月17日、俳句実作講座の二回目が開講されました。
今回は受講者のみなさんに
「氷柱」「寒晴」のどちらかで一句、
自由題で一句、
の二句を提出していただきました。


高野先生は

なんの鳥か、どれくらいの距離か
詠む対象を具体的に表現すると
句にリアリティが出る

とおっしゃっていました。

講座終了後にjは、水沢高校の生徒が熱心に質問をしていました。

さて、本講座は次回(3/17)で終了となります。

お題は
「春遅し」「堅雪」で一句、
自由題で一句、
です。
  
まだ寒い日がつづいています。
講座最終日もお気をつけていらしてください。
M.Y

2017年2月14日火曜日

詩歌の森の季語さがし⑥

 
立春を過ぎ、
暦のうえでは春を迎えました。
 


雪が降ったりやんだり。
まだまだ冬の景色がひろがる
詩歌の森公園です。
とはいえ、
春の季語がどこかに隠れているのでは・・・
と、探しにでかけました。
 

 
雑草園の横を通って
公園の出入り口の方向へ歩いて行くと、
あざやかな黄色が見えました。

 
 
春の季語、金縷梅(まんさく)です。
他の花々に先がけて「まず咲く」ことから
「まんさく」という名になったという説もあるのだとか。
 
春の足音が
すこしずつ近づいてきているようです。
 
 
まんさくの淡さ雪嶺にかざしみて 阿部みどり女
 
*『定本 阿部みどり女句集』(1966年、駒草発行所)より引用
 
H.H


2017年2月10日金曜日

最新情報をスクープ!

 本日は、校正中の原稿から最新情報をスクープしました!
2017年度常設展のタイトルは、
「詩歌と音のプリズム」

図録の校正中に背後からこっそりと撮影。

2017年度常設展は3月14日(火)から開催の予定です。
どのような展示になるのか…
当ブログにて密着取材を続けたいと思います。

さて現在当館では、
  
スポーツと詩歌 作品募集(受付終了)」、
館報「詩歌の森」、
2017年度「詩歌と音のプリズム」図録
  
の編集作業が平行して行われ、
校正ラッシュとなっております。

こちらは「スポーツと詩歌 作品募集」。
選考用の原稿に間違いがないかチェックしています。
  
皆様のお手元に届くまで、
どうぞお楽しみにお待ちください。
M.Y.

2017年2月3日金曜日

出張します!! 詩のおはなし会

詩歌文学館が誇る美形(?)コンビ
“ひなちゃん と まさるくん”による
出張「詩のおはなし会」
第2弾!!
 
先日、お隣の北上市立中央図書館
で開かれました。
 
 
図書館の企画展示「岩手の山々」にちなんで、
山や自然に関係した詩を楽しく紹介。
 

 
「これを読んで」
というリクエストにもお応えして…
 


来てくれたおともだち、
お父さんお母さん、
図書館の皆さん、ありがとうございました。
 
もっともっと多くの方に喜んでもらえるよう、
二人とも一生懸命勉強しています。
 
詩歌文学館はもちろん、
近隣の学校や幼稚園、交流センター、公民館、その他…
 
ご要望があればこちらから出向いて
「詩のおはなし会」を開催します。
どうぞ、お気軽にお声掛けください。
 
toy


2017年2月2日木曜日

鬼も内!?

北国の方はご存知でしょうが、
雪は上ばかりではなく、
横からも、
そして下からも降ります。
 
強風に巻き上げられた雪が、
狂ったように宙を舞って、
視界を白一色に埋めつくし、
 
最後は壁やガラス窓に貼りついて…
これはまだ序の口ですが…
 
今日も北日本は大荒れの予報。
 
池の水もすっかり凍っています。
 
でも、明日は節分、
明後日はもう立春です。
 
 
節分と言えば、豆まき。
鬼剣舞の里、ここ北上では、
「福は内、鬼も内」
と豆をまくところも
あるようです。
そういう土地に、
詩歌文学館があることを、
なんだかうれしく思う、
雪の朝です。
 
toy