2017年7月14日金曜日

詩歌の森の季語さがし⑭

 まだ梅雨は明けていないはずですが…
 

陽射しは真夏のような
今日の詩歌の森公園です。
汗をぬぐいつつ、
季語をさがしに出かけました。
 
◇
 
日陰に誘われて
雑草園へ足を踏み入れてみると、
 
 
大輪の百合の花が開いていました。
百合は夏の季語です。
 
 
庭の中のほかの場所にも、
蕾をつけた百合が背を伸ばしていました。
 
 
夏の草花にあふれた雑草園のなかでも
すらりとした美しい姿が
ひときわ目を惹いていました。

 
 
草深く山百合咲きて現れし 星野立子
 
*『立子句集』(1937年、玉藻社)
 
H.H