2013年7月29日月曜日

こどもの俳句教室 夏の部①

先日の記事でふれた、こどもの俳句教室のお話を。
小学生と中学生を対象に、三年前から開いているこの講座。
今年の「夏の部」には、2年生から5年生の10名が参加してくれました。



まずは、俳句に欠かせない季語を求めて、《季語さがし》 に出発です。
何が見つかるかな?

木の上の青梅を発見! (激写する新聞記者さん)



わあ、蚊に刺されちゃった



ちなみに会場は、文学館本館のお向かいにある、
三艸書屋(さんそうしょおく)と雑草園。
岩手県出身の俳人、山口青邨の住んだ家と庭を、
東京から移築した建物なんですよ。 
「これはつげの花ですね。季語になりますよ!」



「残念、とんぼは秋の季語です」  ハズレがあるのもまた楽し
蟻、蜘蛛の巣、紫陽花、籐椅子、・・・みんなが見つけた夏の季語です。
身近な虫や草木、そして、虫刺されや汗までが季語だったなんて。
見知った風景のなかに、発見があふれていました。

さて、どんな俳句ができたかな・・・



*おまけのミニクイズ*
この家の主だった、山口青邨。いったい何と読むでしょうか??
(林 寸)