2016年12月15日木曜日

詩歌の森の季語さがし②

12月11日、日曜日。
前日の夜から降り続いた雪で
詩歌の森公園も真っ白になりました。


この日の朝、
文学館の松の木の雪吊りの作業が行われました。
雪の重さで枝が折れてしまわないよう、
木を縄で吊りあげる「雪吊」。
冬の季語です。


 
まずは柱の準備から。
 
縄をつたわせていきます。
 
ピンと張って完成。
大変な作業をありがとうございました。

雪吊をしたことで、
毎日目にしている松の木が
凜とした冬の表情に変わったように感じました。
 
 
雪吊の松を眞中に庭廣し  高濱虚子
 
*『定本虚子全集』第四巻(1950年、創元社)より引用
 

H.H