まだ梅雨は明けていないはずですが…
陽射しは真夏のような
今日の詩歌の森公園です。
汗をぬぐいつつ、
季語をさがしに出かけました。
◇
日陰に誘われて
雑草園へ足を踏み入れてみると、
大輪の百合の花が開いていました。
百合は夏の季語です。
庭の中のほかの場所にも、
蕾をつけた百合が背を伸ばしていました。
夏の草花にあふれた雑草園のなかでも
すらりとした美しい姿が
ひときわ目を惹いていました。
ひときわ目を惹いていました。
◇
草深く山百合咲きて現れし 星野立子
*『立子句集』(1937年、玉藻社)
H.H