2017年6月5日月曜日

詩歌の森の季語さがし⑬

今日の詩歌の森公園は
気温が低く、すこしひんやり。
曇り空が広がっています。
 

気づけば、暦の上ではあっという間に夏。
夏の季語を探しにでかけます。
 
 
池のそば、
館内の閲覧室からもよく見えるあたりにて、
早速季語を見つけました。
 
 
 
「山法師(やまぼうし)の花」です。
実は四片の花びらのように見える部分は、
つぼみを包んでいた葉。
中心の球状の部分が花です。
 
 

この花を僧侶の頭に、
四片の白い部分を頭巾にたとえて、
「山法師」の名がついたのだそうです。
 
青葉が鮮やかな詩歌の森公園で、
美しい白が映えていました。
 
 
その上の雲より白く山法師 林翔
 
*『光年』(2004年、ふらんす堂)より引用
 
H.H