2017年5月4日木曜日

詩歌の森の季語さがし⑪

 連休真っただ中の詩歌の森公園。
今日は暑いほどの陽射しで、
とてもよいお天気です。
公園でお弁当を食べている人や、キャッチボールをしている人も。
 
 
日陰を求めて、
前回につづき、雑草園で季語を探してみました。
 
 
雑草園のなかは、
背の高い木も多く、すこしひんやり。
陽射しも和らいでいるようです。
 


正面から向かって右手、
庭の奥へと進んでいくと・・・
雪柳が咲いていました。
「雪」ではありますが、春の季語です。
 
 
雪をかぶったような美しいようすから、
この名前がついたのだそうです。
純白の小さな花が風にゆれていました。
 
 
雪柳花みちて影やはらかき 沢木欣一
 
*『赤富士』(1974年、牧羊社)より引用
 
H.H