2017年2月14日火曜日

詩歌の森の季語さがし⑥

 
立春を過ぎ、
暦のうえでは春を迎えました。
 


雪が降ったりやんだり。
まだまだ冬の景色がひろがる
詩歌の森公園です。
とはいえ、
春の季語がどこかに隠れているのでは・・・
と、探しにでかけました。
 

 
雑草園の横を通って
公園の出入り口の方向へ歩いて行くと、
あざやかな黄色が見えました。

 
 
春の季語、金縷梅(まんさく)です。
他の花々に先がけて「まず咲く」ことから
「まんさく」という名になったという説もあるのだとか。
 
春の足音が
すこしずつ近づいてきているようです。
 
 
まんさくの淡さ雪嶺にかざしみて 阿部みどり女
 
*『定本 阿部みどり女句集』(1966年、駒草発行所)より引用
 
H.H