立春を過ぎ、
暦のうえでは春を迎えました。
雪が降ったりやんだり。
まだまだ冬の景色がひろがる
詩歌の森公園です。
とはいえ、
春の季語がどこかに隠れているのでは・・・
と、探しにでかけました。
◇
春の季語、金縷梅(まんさく)です。
他の花々に先がけて「まず咲く」ことから
「まんさく」という名になったという説もあるのだとか。
春の足音が
すこしずつ近づいてきているようです。
◇
まんさくの淡さ雪嶺にかざしみて 阿部みどり女
*『定本 阿部みどり女句集』(1966年、駒草発行所)より引用
H.H