中国の気鋭現代詩人5氏と、
岩手、宮城、福島で活動を続ける詩人5氏による、
「東北詩人×中国詩人 交流座談会」が
当館で開催されました。
主催:国際交流基金/共催:北上市/協力:当館
テーマは
“困難から生まれる詩”
日本の東日本、
中国の四川における大震災をはじめとする
自然災害、天災、
それにともなう人災、
政治や社会、歴史上の問題、
ひとりひとりが抱える苦しみ…
多くの困難がある中で、
詩人はそれとどう向き合うか、
詩のことばには何ができるのか、
そして、
わたしたちひとりひとりはいかに生きていくのか
大変重いテーマとなりましたが、
すべての人が共有する問題に、
真摯に向き合い、
率直に語り合う会となりました。
日中それぞれの詩人による自作朗読の後、
予定時間が過ぎても、
会場からの質問や意見が止まらず、
大変な盛り上がりとなりました。
左より通訳担当、竹内新(司会)、葉匡政、秋亜綺羅、周瓚、文屋順、
桑克、和合亮一、鄭小瓊、東野正、冷霜、菊池唯子、通訳担当 (敬称略)
閉会後も、
登壇者同士はもちろん、
来場者も交えて情報や意見、
さらに連絡先の交換が活発に行われ、
皆さん、いつまでも名残惜しい様子でした。
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