先日の記事でふれた、こどもの俳句教室のお話を。
小学生と中学生を対象に、三年前から開いているこの講座。
今年の「夏の部」には、2年生から5年生の10名が参加してくれました。
まずは、俳句に欠かせない季語を求めて、《季語さがし》 に出発です。
何が見つかるかな?
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木の上の青梅を発見! (激写する新聞記者さん) |
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わあ、蚊に刺されちゃった |
ちなみに会場は、文学館本館のお向かいにある、
三艸書屋(さんそうしょおく)と雑草園。
岩手県出身の俳人、山口青邨の住んだ家と庭を、
東京から移築した建物なんですよ。
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「これはつげの花ですね。季語になりますよ!」
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「残念、とんぼは秋の季語です」 ハズレがあるのもまた楽し |
蟻、蜘蛛の巣、紫陽花、籐椅子、・・・みんなが見つけた夏の季語です。
身近な虫や草木、そして、虫刺されや汗までが季語だったなんて。
見知った風景のなかに、発見があふれていました。
さて、どんな俳句ができたかな・・・
*おまけのミニクイズ*
この家の主だった、山口青邨。いったい何と読むでしょうか??
(林 寸)